こんにちは、こつこつニュース編集部です。
・日本の世帯あたりの子どもの数ってどのくらい?
・東京だと一人っ子が多いイメージがあるけど、実際の割合は?
この記事では、厚生労働省の「国民生活基礎調査 2016年」をもとに、以上のような疑問に答えていきますよー。
ではまず全国から見ていきましょう。少子化が進んでいるので一人っ子は多そうですが、かといって周りには一人っ子の人はあまりいないと感じる人も多いのではないでしょうか?
世帯あたりの子どもの数 全国
全国平均では、全世帯の47%が一人っ子世帯です。子どもが2人の割合は40%。
3人以上子どもがいる世帯は全体の13%しかいません・・・。
しかもこれは子どもがいない世帯はカウントしていません。世帯全体からみた場合だと、3人以上子どもがいる世帯はほんの数%くらいになりそうです。
世帯あたりの子どもの数 東京
では東京のデータを見ていきましょう。
一人っ子世帯の割合が55%に跳ね上がります。クラスのうち半分以上が一人っ子という計算です。
3人以上は僅かに10%。東京で子育ては金銭的にキツそうというイメージがありますが、それがそのまま子どもの数に表れてしまっています。
世帯あたりの子どもの数 東京23区
ついでに東京23区のデータも見ていきましょう。
23区になると、一人っ子の割合は57%に達します。一方で、3人以上子どもがいる世帯はわずかに9%です。
東京23区は生活コストがべらぼうに高く、そこで暮らしている人たちはかなり裕福なはずですが、お金があるからといって子どもがたくさんいるというわけではないのですね、、、
まとめ
想定以上にひとりっ子が多いことが分かりました。
ざっくり言って今の子どもの2人に1人は一人っ子です。自分の子どものころを思い出してみても、ひとりっ子ってあまりいなかった気がしますが、、、
価値観は人それぞれなので、子どもは多いほうが良い!なんて口が裂けても言いませんが、国全体の成長を考えた場合、ひとりっ子が多すぎるのはやはりどうにかしないとあかんでしょうね。
逆に言うと、ひとりっ子が多くて共働きの世帯も増えていますから、子どもにかけられるお金は以前より増えていそうですね。