こつこつニュース

日々の生活に役立つ情報を「こつこつ」発信するブログです

「転職」と「フレックスタイム制」、制度の概要・残業代の有無について

      2017/04/12

最近、「フレックスタイム制」という言葉をよく聞きます。

とはいっても、筆者の会社には導入されていませんし、「勤務時間が自由?」くらいのイメージしかありません。

今回は転職先の会社にフレックスタイム制を導入しているという方のために、制度の概要、メリット・デメリットなどについて調べてみました。



時間に縛られない働き方「フレックスタイム制」

「フレックスタイム制」を一言でいえば、「始業・終業の時刻に幅を持たせ、社員一人一人の仕事や都合に合わせて、柔軟に働くことができる制度です。

働く側からすれば、

「朝の通勤ラッシュに巻き込まれないで済む」

「朝、子供を保育園に送ってから出勤できる」

など、個人のライフスタイルに合わせた働き方を実践することが可能になります。

 

会社側にとっても、「本当に必要な時間だけ働いてもらうことで、労働時間の短縮につながる」というメリットがあります。
ホワイトカラーの仕事は忙しい時とそうでない時が極端に分かれている場合も少なくありません。

この制度をうまく使えば、働く側と会社側の双方にとってWIN-WINの関係を構築することが可能です。

 

制度の概要

「フレックスタイム制」は一カ月の一定労働時間を決めて、その範囲内で毎日の始業・終業時刻を各労働者が決定するという制度です。

工場など、その職場の人が一斉に働かなければならない職場では難しいかもしれませんが、各人が個別に仕事を進めている会社などでは適用可能と言えます。

「フレックスタイム制」は、「フレキシブルタイム」と「コアタイム」で構成されています。

フレキシブルタイムとは、出退社が自由な時間帯のことをいいます。

一方のコアタイムとは、必仕事をしていなければならない時間をいいます。

例えば、毎日10:00~15:00をコアタイムとし、前後の時間はフレキシブルタイムとして自由な時間に出退社をしてよい、とすることが可能です。

なお、コアタイムを設けないことも可能です。




フレックスタイム制を導入するには?

フレックスタイム制を導入するに当たっては、以下の項目を労使協定で決定する必要があります。

・対象となる社員の範囲

・フレックスタイムを適用する時の単位となる期間(通常は一カ月)

・単位となる期間における総労働時間

・標準となる一日の労働時間

・コアタイムを設ける場合は、その開始及び修了の時刻

・フレキシブルタイムを設ける場合はその開始及び修了の時間帯

 

残業代は発生するのか?

気になるのが残業代の扱いです。

通常の勤務形態では、定時を過ぎて残業していれば残業代が発生しますが、フレックスタイム制ではどのように残業代を計算するのでしょうか?

結論から言えば、労使協定で決定された「単位となる期間(通常は一カ月)における総労働時間」を超えた場合に残業代が発生します。

総労働時間が一カ月で160時間(一日8時間×20日)と決められている場合、160時間を超えて労働をした場合に残業代が発生します。

逆に、一カ月の労働時間が160時間以下だった場合はどうなるのでしょうか?

通常の勤務形態でいえば、定時前に帰った場合に該当します。

この場合の取り扱いは会社によって異なります。

160時間に足りなかった分の給与が減額されるケースもあれば、翌月にその分余分に働くという会社もあります。

 

フレックスタイム制のある会社は魅力

自分の都合に合わせて働くことができる「フレックスタイム制」は大変魅力的な制度です。

特に、朝の通勤ラッシュに巻き込まれないのは大きなメリットです。

パソコン一つあれば仕事のできるIT業界などを中心に導入が広がっていますが、転職先の検討にあたっては、この制度の導入の有無を条件の一つに加えてもいいかもしれませんね。

 

フレックスタイム制のある会社を探すには?

フレックスタイム制を採用している会社を探す一つの手は、転職サイトを使うことです。

ですが、求人欄に「フレックスタイム制」と書いてあっても、実際にどの程度使われているかは分かりません。

実際に転職してみたら、フレックスタイム制なんて誰も使ってなかったということもあり得ます。

そこでおすすめなのが、転職エージェントでキャリアコンサルタントに相談することです。

キャリアコンサルタントは、聞きにくいことでも企業の人事部に直接聞いてくれます。

面接の場で「フレックスタイム制ってちゃんと運用してますか?」なんて聞くのは勇気がいりますし。

リクルートエージェントなど、大手のエージェントに登録して、キャリアコンサルタントを徹底的に活用しましょう。




 - 転職豆知識