金融業界にあこがれる、その気持ちを大切にしよう
2016/12/18
なぜ私は転職したのか
なぜ私が金融業界に転職したのか、一言でいえば金融業界にあこがれがあったからです。
当時は全く別の業界にいましたが、仕事終わりなどによく本屋の金融コーナーに行って立ち読みしていました。
本の中に出てくる、プライベートエクイティ、ヘッジファンド、インベストメントバンカー、トレーダーなどの言葉に心を躍らせたものです。何かとてもかっこよく、報酬も高く、クリエイティブなことをしているイメージがありました。
自分も是非そのような仕事がしたい、そんな思いから転職活動を始めたと思います。
大学時代から興味はあった
もともと、大学時代から金融業界には関心がありました。ゼミも金融関係です。
企業の資本政策やM&Aに関して学んでいました。ゼミの友達は、半分くらいが金融機関に就職しました。大手信託銀行に行き、為替のディーラーになった人や、大手証券会社で資金調達を支援するインベストメントバンカーになった人もいました。
一方、自分は全く畑違いの仕事をしている。時間が経つにつれ、なぜ金融業界に就職しなかったんだという後悔の気持ちが強くなっていきました。
大学の時のゼミの仲間が、はるか先を進んでいるような気がしました。飲み会などで会う時も、羨ましさのあまり嫉妬に近い感情を抱くようになりました。
難航する転職活動
思いきって転職活動を始めてみましたが、リーマンショック後の不況の時期だったため、応募できる求人が全然ありませんでした。
自分には転職は無理なんだろうな・・・と何度も思い、転職を諦めそうになることもありました。
しかし、転職活動をしないということは、消去法的に今の仕事を続けるということになります。
そうなれば、自分の仕事、ひいては自分の人生に対しても妥協することになってしまう気がしました。
やりたいことを仕事にするすばらしさ
仕事というのは、人生の中で最も大きな割合を占めます。
その仕事で、自分が本来やりたいことができないというのは、満足する人生が送れないことを意味すると考えていました。
自分のやりたいことを仕事にしたい、その一心で転職活動を続けました。
幸運にも、リクルートエージェントなどの転職エージェントの方の助けもあり、希望する会社に転職することができました。
当初、金融業界に対して抱いていたイメージとは違うこともありますが、やはり自分の興味のあることを仕事にできるというのは非常にいいです。
前職であった、日曜の夜になったら憂鬱になるというのが無くなりました。
むしろ今は、早く会社に行って世界中の金融市場の動向をチェックしたいと思うようになりました。
仕事のための勉強も、興味のあることだからはかどります。
はかどるから、仕事のスキルも上達していくという好循環が生まれています。
今転職活動ができるあなたは幸せ
金融業界に行きたいという人は、是非門を叩いてほしいと思います。
きっとあなたの知的好奇心を満たすことができるフィールドが待っています。
転職市場が活況な今がチャンスです。今転職活動ができるあなたは幸せだと思います。